法人の建学の精神は、『敬いの教育』『慈しみの教育』にあります。これは、敬愛学園創設者の
小谷蓮乗氏の考えに基づくものです。
“70歳に近い私ですが、今なお、父親の背中にすがりついて、母親の胸に顔をうずめて大声をあげて
泣きながら思い切り甘えたいと思うのです。慈愛
によって人間は立ち、慈愛によって
人間としての喜びの生活を得るからです。
『敬いの教育』『慈しみの教育』という主張は親がこよなく私を敬愛してくれたことを追慕して、
涙の中から体得した教育の理念であります。”
小谷 蓮乗”保育の心100章”より
敬愛の名の通り『敬いの教育』『慈しみの教育』を以って教育理念と致します。
『敬いの教育』とは、目に見えぬものへの畏敬の念
であり、文字通り、年長者や父母そして恩師への
敬いであります。そしてそれを『ありがとう』と感謝する心で表します。
また、『慈しみの教育』とは、弱者に向ける目と、それに伴う苦しみ悲しみを享受するあわれみの心で
あります。そして、おごりや傲慢さを抑え「ごめんなさい」と自ら省みる謙虚な心を表します。